リーマンショック後の新アパート投資の王道:白岩 貢

 かなり納得性のある内容だった。

基本的に建物で勝負し、オンリーワン物件で安定的に家賃を得ること、土地は「借地権の物件」や「路地状敷地(旗竿敷地)」にすることでコストを削減、維持費がかからない木造の作りのよいものにすることなど。立地は所与として目黒・世田谷の駅徒歩10分以内を選ぶこと。土地の広さは、30-40坪だと自宅用で買う人が多く、100坪以上だと業者が地上げに使うので、50-90坪が狙い目となる。1部屋あたり33平米〜50平米となる。二人暮らしができる物件として、女性目線で評価されるように。親とうまくいっている入居者はトラブルが少ないので、親の保証人を必須とすること。優良な社会人を選んで入居させること。

確かに、新築の問題点は業者の利益が乗っている分が割高なので、自分で建てれば中古と条件は同じ。来歴が明らかな分リスクが無くなる。マンションのように区分所有でない分、管理や改修、売却が自由になる。また、容積率の低い土地なら、木造が不利にもならない。